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2024年年頭所感

 

 新年明けましておめでとうございます。

 

 昨年は将棋の藤井壮太さんが八冠の偉業を成されるという歴史に残る出来事がありました。

 新型コロナウイルス感染症が5類への移行、その他インフルエンザの流行と健康に関する大きな出来事もありましたが

新しい年を迎えることができました。

 

 今年は物流業者にとっては非常に対応が難しい2024年問題のその年なります。対応については荷主様にご協力を

お願いすると共に従業員の皆様にご協力いただき解決していきますので、よろしくお願い致します。

 

 夏にパリオリンピックが開催されますが前回は1924年で日本の代表選手は19名と今では考えられないくらい

少数精鋭だったみたいです。この時活躍されたのが日本陸上の織田 幹雄(おだ みきお)さんでした。

 

 跳躍での代表者は一人しかいなく走高跳では1m83cmを跳べずに予選落ちしましたが、三段跳びでは14m35cm

の日本新記録で6位になり日本陸上では初の入賞者になりました。次のオリンピックに向けて各国の選手との差があったので

上位選手のフォームを観察し、それを手本としたそうです。1928年アムステルダムオリンピックでは三段跳びで

15m21cmを跳んで日本人最初の金メダリストに加えアジア人初の金メダリストにもなりました。

 

 ご自身について「私は決して天才的な競技者ではなかった。私を強くしたのは、人一倍の努力であった。」

「自分がそこまでやれたのは、やはり努力だった。人は主体性をもった努力・工夫が大事だ。それは人それぞれなりにやれば

できる。」偉業をなした人でも努力に工夫を考えて行動していた事は私たちの日々の行いに通じるものがあると思います。

 

 今では当たり前に呼ばれるようになった三段跳びですが最初は「ホップ・ステップ・アンド・ジャンプ」と呼ばれていましたが

その名称が長すぎるとし織田選手が「三段跳び」と名付けたそうです。

 

 社員の皆様には、一生懸命ではなく一生懸命に、周りが見えないくらい必死になる懸命ではなく物事の判断を適切に行う

賢明に、右から左へと言われた通り物を動かすのではなく「なぜこうするのか」「もっとこうすれば良いのではないか」と、

考えながら仕事に取り組んでいただきたい。

 

 本年もよろしくお願いいたします。

 

 ご安全に