【物流事業における安全品質向上のための質問】
第一事業部、第二事業部の社員3名にインタビューしました。
【質問項目】
Q1.最近、事故やトラブルが相次いでいますが、その原因をどのように考えていますか?
Q2.安全対策において、最も改善が必要だと感じている点はどこですか?
Q3.これまでの安全教育で、不足していると感じている点はありますか?
Q4.安全に関する情報共有はどのようにしていますか?また、十分に行われていると思いますか?
Q5.会社全体の安全に対する取り組みについて、どのように評価しますか?
Q6より安全な作業環境を実現するために、会社に求めることはありますか?

芝浦営業所 業務課課長:奥山 浩 さん
A1.私自身も含めて、事故やトラブルを他人事のように捉えてしまう傾向があるからだと感じます。
A2.最も改善が必要だと感じるのは、現場でのコミュニケーション不足です。また、自分たちが決めたルールを守る意識を高め、これを徹底するための取り組みも必要だと感じます。
A3.安全教育や事故に対する理解が、伝える側で十分にされていない点が問題だと感じています。
A4.現在はメールやチャットを活用し、情報共有を行っています。
A5.安全対策は一人ひとりが取り掛からなければならないことなので、会社としての評価は一旦置くとしても、個々の行動が結果的に会社への評価につながると考えます。
A6.私たち自身が変われば、会社も変わると思います。まずは一人ひとりが意識を変えていくことが必要だと感じます。

川崎営業所 業務課係長:安部 良太さん
A1.ルーティーンが守れていないことが原因だと考えます。具体的には、確認不足や注意不足が事故やトラブルに繋がっていると感じます。
A2.お客様からの指摘事項の徹底的な共有や、作業ルーティーンの徹底が求められます。また、対策は営業所単位で行うのではなく、会社全体で統一して取り組むことが重要だと感じています。
A3.事故が起きた際には詳細な情報共有をしていますが、時間が経つとその意識が薄れてしまうことが多いです。そのため、都度、注意点を確認することが必要だと思います。
A4.事故が発生した際には、その事象については共有されていますが、さらなる情報共有の強化が必要だと感じます。
A5.当り前のことができていないことがあるので、徹底して注意していることは良いと思います。しかし、事故が起きた後、時間が経つと意識が薄れてしまわないような対策が今後必要だと感じます。
A6.作業環境や安全対策の一元化があると、より効率的で安全な職場環境を実現できると思います。

袖ヶ浦営業所 業務課課長:赤井 亮斗さん
A1.事故やトラブルへの意識が希薄になっていることが原因だと思います。
A2.個々の意識向上とコミュニケーションの強化が必要だと思います。
A3.安全教育を実施する際に、専門部署や専任のスタッフを設けて、各営業所を回ることが必要だと思います。また、その場限りで終わらせるのではなく、継続的に実施できる仕組みを作る必要があると感じます。
A4.定期的に打ち合わせを行っており、またお客様からいただいた資料を事前に共有し、読み合わせも行っています。しかし、現在の情報共有はまだ行き届いていないと感じます。
A5.個々の関心度や危険に対する意識の向上が、現状の取り組みでは十分ではないと感じています。
A6.社外から講師を招いたり、専門部署を作って各営業所を巡回するなど、客観的な視点を取り入れることが必要だと考えています。