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代表取締役社長の年頭の挨拶


新年あけましておめでとうございます。

 昨年はスポーツ選手の活躍が注目を集めましたね。パリオリンピックでは金メダル20個、銀メダル12個、銅メダル13個とすごい成績を残しました。またアメリカの大リーグでは日本人選手が活躍し、その中でも群を抜いて大谷翔平選手が史上初の快挙もあり大活躍いたしました。

10月には衆議院選挙があり政治とカネ問題で自民党が大幅に議席を減らし惨敗しました。アメリカの大統領選挙ではトランプ氏が返り咲きを果たしたことで世界中に注目されている中、新しい年を迎えることになりました。

干支についてはご存じの方もいると思いますが干支とは「十干(じっかん)」と「十二支(じゅうにし)」を組み合わせたものになります。

十干(じっかん)とは古代中国で生まれ10日間を一区切りにして、その10日間の1日1日に名前を付けたものです。10日を一区切りにするという考え方は、日本にも伝わっており、1ヵ月を10日ごとに区切って、月の上旬、中旬、下旬という言い方をします。

十二支(じゅうにし)とは中国で「年」を数えるとき木星が12年で公転(太陽を1周)するので毎年の木星の位置を示すために天を12に分けそれぞれ子(ね・ねずみ)から亥(い・いのしし)までの字(中国の天文学による称呼)をあてはめました。日本に伝わるころには年だけでなく、月や時間にもあてはめられ、広く使われるようになりました。

今年の干支は、乙巳(きのとみ)といい60年周期の干支の中で42番目に位置しています。

乙(きのと)とは、十干(じっかん)の2番目で「木」の要素を持ち、草木がしなやかに伸びる様子や横へと広がっていく事から困難があっても紆余曲折しながら進むことを意味しているそうです。また十二支(じゅうにし)の巳(み・へび)は、神様の使いとして大切にされてきた動物で、脱皮を繰り返すことから生命力にあふれ「不老長寿」を象徴する動物として信仰されてきたそうです。

そのため乙巳(きのとみ)の年は、「再生や変化を繰り返しながら柔軟に発展していく」年になるそうです。

 社員の皆様には、『一生懸命』ではなく『一生賢明』に、周りが見えないくらい必死になる『懸命』ではなく物事の判断を適切に行う『賢明』に、右から左へと言われた通り物を動かすのではなく「なぜこうするのか」「もっとこうすればいいのではないか」と、考えながら仕事に取り組んでいただきたい。

 本年もよろしくお願いいたします。

 

ご安全に